項部硬直とは?簡単にわかりやすく説明


項部硬直とは項部(うなじ)が硬くなっている状態をいう
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項部硬直とは?

項部というのは、うなじの部分です。

漢字で「うなじ」を「項」と書きます。

項部硬直とは、うなじが硬くなるということです。

うなじ

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項部硬直の見方

患者を仰向けに寝かせます。

そして頭を両手で持って前に曲げます

このとき、正常な場合と比べて力が必要だったり、患者が痛む場合、項部硬直ありと判断します

項部硬直の程度が強いと、頭を前に曲げようとした時あごが胸につかず、肩も一緒に持ちあがることもあります

うなじあたりに抵抗があり頭を前に曲げづらい

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項部硬直があると何が疑われるか?

この症状がでると、くも膜下出血髄膜炎そのほか単純ヘルペス脳炎日本脳炎などを疑います。

項部硬直のメカニズム

①髄膜内の出血や感染によって髄膜が刺激されて痛みを感じやすくなります。

②頭を前に曲げようとすると髄膜が伸びて痛みを感じます。

③これを防御するためうなじあたりの筋肉が緊張して硬くなります。

項部硬直とは痛みを回避するための防御反応の一つと考えることができます。

 

髄膜とは脳と脊髄を覆っている組織です。

髄膜は、内側から軟膜、くも膜、硬膜で成り立っています。髄膜の中は脳脊髄液で満たされており脳や脊髄を守っています。

軟膜、クモ膜、硬膜を髄膜という

 

髄膜刺激症状

くも膜下出血や髄膜炎などで髄膜が刺激されて起きる症状を髄膜刺激症状と言います。

 

髄膜刺激症状の一つがこの記事で説明した項部硬直です。

 

これ以外にも

ケルニッヒ徴候(Kernig’s sign)、

ブルジンスキー徴候(Brudzinski’s sign)、

ネックフレクションテスト(neck flextion test)、

ジョルトアクセンチュエイションテスト(jolt accentuation test)

があります。

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